一貫生産体制

品質管理

安全安心のたまごをお届けするためのキーを握るセクション

トマルの安全管理・品質管理のキーポジションにあるのが品質管理室です。サルモネラを中心とした細菌検査、鶏へのワクチンの効力を確かめる抗体検査、農場やGPセンター、パッキングセンターなどのすべての事業所を巡回して行う防疫衛生管理点検、鶏の疾病発生時対応(解剖・診断・投薬指示など)、各規格(FSSC22000、ISO22000、JGAP)内部監査などが主な仕事となっています。
 なかでも5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)が確実に実践されているかをチェックする防疫衛生管理点検は、鳥インフルエンザなどの侵入を防ぐために大きな威力を発揮しているだけでなく、指摘した点を改善させていくことによってさらなる安全安心の向上につながっています。

STAFF VOICE

Tomoko
Kurihara

本社管理部門
2009年入社
品質管理室 室長 
栗原 朋子

現場スタッフと一緒になって問題解決を図っていく

2012年のISO22000の認証取得をきっかけに、食品安全マネジメントのこの考え方を全事業所に波及させていこうとはじまったのが、品質管理室のスタッフが全事業所を巡回して行う防疫衛生管理点検です。この中心になるのが私で、現在では2カ月に一度(GP関係は毎月)、28カ所の事業拠点を巡回して、現場で5Sがきちんと守られているか、防疫体制に不備はないかなどをチェックしています。
また、問題点をただ指摘するだけでなく、現場スタッフの相談にのりながらいっしょになってその改善案を考えたり、専門的な知識が必要な場合には助言をしたりしています。こうして改善が行われ、よりよい状態にできたときは仕事の喜びを感じます。

私の仕事のすべてに共通することですが、問題点発見のためにはとにかくよく見て、観察して、チェックすること。真剣に見ないと問題の本質や真の原因は見抜けないので、いつでも真剣勝負だという思いで日々の業務に取り組んでいます。
つねに現場を見ている立場から、会社を良くしていくのが私に課せられたミッションだと思っています。