一貫生産体制

養牛・酪農

養鶏で培った技術を活かす新たなフィールド

トマルでは2006年に古賀良牧場を買い取り、繁殖和牛の飼養を行う新しいビジネスをスタートさせました。ここで飼養する黒毛和種の雌牛に人工授精によってさまざま和牛を生産し、生まれた子牛を市場で肥育農家に販売するのがここでの仕事になります。また、2014年からは搾乳牛を導入しておいしくて、安心、安全な牛乳の生産にも取り組んでいます。
 現在飼養している牛は、合計して300頭以上。養鶏が中心のトマルにおいて異色の部門ではありますが、堆肥の処理や飼料の購入などでシナジー効果を発揮しています。

STAFF VOICE

Koji
Yasuda

養牛部門
2009年入社
古賀良牧場 
安田 耕史

自分達のやり方をゼロから作っていく

私はもともと、国内外の別の牧場で搾乳牛の世話をする酪農の仕事をしていました。トマルは2006年に養牛のビジネスをはじめましたが、2014年には事業拡大のために搾乳牛を導入して酪農も行うことになり、酪農経験のある私が担当を任されることになりました。
酪農という仕事は外気や天候などに左右されやすい仕事で、ある土地でうまくいった方法が他の土地でもうまくいくとは限りません。
現在、養牛を行う牧場への企業としての大規模な新規参入の事例はほとんどありません。そんななかでトマルは古賀良牧場を買収して、養牛のビジネスをゼロからスタートさせたわけです。私たちスタッフとしては自分たちのやり方を自分たちでつくっている状態で、そこにとてもやりがいを感じています。
牧場全体の管理を行う私としては、明確な目標を決めてスタッフたちの方向性をひとつにするとともに、スタッフたちの働きやすい職場環境をつくっていくのも仕事だと思っています。