一貫生産体制

GP・パッキング

安全安心のたまごをできるだけ早く市場へ

GPセンターは「Grading and Packing Center」のことで、たまごをさまざまな方法で検査し、選別・包装を行う施設のことです。当社では採卵農場に併設されていて、洗卵を行ったあと汚卵や異常卵、ヒビが入ったたまご、規格のサイズにあわないたまごなどを取り除いて、パッキングセンターに搬送します。
 トマルのパッキングセンターは各農場から搬入されたたまごを高速でパック包装するラインをはじめ、安全と品質に配慮した高水準の各種設備を備えています。たまごの安全対策としては「貯卵庫・製品庫の温度管理」を重要管理点として取り組んでいます。トマルの大室GPセンター、みさとパッキングセンターと白岡エッグステーションは、FSSC22000の認証を取得しており、ここから高品質のたまごが市場に日々送り出されているのです。

STAFF VOICE

Kozue
Denzumi

養鶏部門
2011年入社
みさとパッキングセンター 
傳住 梢

無駄のない生産計画で効率的な生産を実現する

農場のGPセンターで洗卵・選別されたたまごをパック詰めして、量販店各社に出荷するパッキングセンターで、製造管理の仕事を担当しています。具体的にいえば、それぞれの量販店に応じた包装形態で注文が入った数量を、納品時間に間に合うように製造計画を立て、現場で進捗状況をチェックしていくのです。
農場は生き物相手の仕事ですが、ここは機械化されたパック詰めの自動ラインが何本も並んだ「工場」で、同じトマルのなかでも仕事の性質が大きく異なっていると思います。ここでパック詰めしたたまごは消費者の食卓に直結しているわけですから、食品安全には最も気を遣い、つねにクリーンで衛生的な環境を維持していくのも私の仕事の一つとなっているのです。
効率が求められる仕事なので、無駄のない製造計画を立てることが重要になってきます。それが数字に表れてきたときにはやりがいを感じます。無駄なく、スムーズに、予定どおりに1日の生産を終えられたときの満足感、充足感がまたいいですね。