一貫生産体制

種鶏育成・種卵生産

育種会社からひなを導入して種卵(有精卵)を生産

トマルの一貫生産体制は、国内外の育種会社から細菌汚染のない証明書付きのひなを導入することからスタートします。
このひなを育成して、みなさまが口にするたまごの親の親(種鶏)にするのです。種鶏の雄鶏と雌鶏を同じケージで飼うことで有精卵が生産され、これを種卵と呼びます。赤城山麓にある農場で生産された種卵は自動集卵され、ただちに孵卵場へ搬入されます。

STAFF VOICE

Kazunori
Sakagami

種鶏・孵化部門
2008年入社
新生ファーム 場長 
坂上 和徳

現場の声に応えて直ちに改善策を実行

有精卵を産む種鶏の飼育を担当しています。鶏舎内を見回って鶏をよく観察し、鶏にとって快適な環境づくりをはじめ、たまごの生産効率を高めるための餌や水の管理、除糞、集卵のための機械の調整やメンテナンスなどが主な仕事となっています。
2014年に孵卵場から新生ファームに異動になりましたが、ここは新設してからもう20年以上が経っていて、設備の老朽化などで効率の悪い部分が目立ちました。異動して早々、私は社長に鶏舎内部の改修を進言し、それが認められ、内部の設備の大々的な改修が行われることになりました。このようにトップが現場の声に敏感に応えてくれるところが、トマルの大きな特徴といえるかもしれません。
鶏はとても正直な生き物で、私たちの管理次第でよくも悪くもなります。鶏のためによい環境をつくろうと改善を行うことによって、産卵率などが向上しますので、私もやりがいを持って仕事に打ち込むことができます。